歴史・史跡
中村城跡
相馬神社
相馬中村神社
なかむらじょうあと
そうまじんじゃ
そうまなかむらじんじゃ
築城は平安時代初期
桜が美しい歴史ある城跡

戦国時代から江戸時代にかけての相馬氏の居城の一つであり、別名「馬陵城(ばりょうじょう)」と呼ばれる『中村城』。平安時代初期に坂上田村麻呂によって築かれたと言われます。本丸の周囲に巡らせた濠(ほり)や土塁(どるい)など、築城当時の姿を色濃く残す貴重な城跡です。現在は、数百本の桜が咲き誇る桜の名所「馬陵公園」として親しまれています。また、「相馬野馬追」の舞台としても広く知られています。

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名称 中村城跡
住所 〒976-0042
福島県相馬市中村字北町140
相馬神社
御祭神は相馬氏の始祖
天然記念物の見事な藤棚

相馬氏の始祖『師常(もろつね)』公を御祭神とし、明治12年に中村城本丸跡に創建された『相馬神社』。平将門公の末裔である相馬氏ですが、師常は、源頼朝の将であった父の常胤(つねたね)に従い平泉攻めに加わって功績をあげ、「鎌倉四天王」の一人に数えられています。境内には推定樹齢・数百年と伝えられる『藤』(相馬市指定天然記念物)の見事な藤棚があり、花が咲く5月中旬頃は多くの参拝客で賑わいます。

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名称 相馬神社
住所 〒976-0042
福島県相馬市中村字北町101
Tel 0244-35-3362
URL https://www.facebook.com/jinnjya
相馬中村神社
「相馬野馬追」の舞台
「相馬三妙見社」の一つ

中村城内の南西にある小高い丘に佇む『相馬中村神社』。現在の社殿は寛永20年(1643年)に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。別名「妙見中村神社」と呼ばれ、南相馬市の「相馬太田神社」「相馬小高神社」とともに「相馬三妙見社」の一つとして知られています。国の重要無形民俗文化財に指定されている、平将門公ゆかりの伝統的な神事「相馬野馬追」では、出陣式の舞台となっています。

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名称 相馬中村神社
住所 〒976-0042
福島県相馬市中村字北町140
Tel 0244-35-3363
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