文化・芸術・見学
福島県指定重要無形民俗文化財
麓山の火祭り
はやまのひまつり
五穀豊穣や無病息災を願い400年以上続く伝統行事
重さ40キロの松明を担いで山を駆け上がる

毎年8月15日に開かれてきた麓山の火祭りは、五穀豊穣や家内安全を祈り400年以上続く伝統行事で、県の重要無形民俗文化財にも指定されています。午前は五穀豊穣と無病息災を願い、七十五膳の献膳を祭壇に捧げ、夕方からは上半身裸の若者が自身の体型に合わせてつくった松明を肩に担ぎ、ご神体を先頭に「千灯(せんどう)、千灯」の掛け声とともに標高230メートルの麓山頂上を目指して参道を駆け上がります。 この松明は、大きいものは長さ約3メートル、重さ約40キロもあります。 頂上の奥の院で万歳三唱をしたあと、今度は一気に駆け下り、境内を三十三周して神事を終え、盆踊りへと移行していく、富岡町を代表する夏の風物詩です。

Data
名称 麓山の火祭り
開催場所 上手岡麓山神社
(福島県双葉郡富岡町大字上手岡字麓山1)
開催時間 18:00 神事 麓山神社の火祭り/20:00 盆踊り
問い合わせ 富岡町産業振興課
Tel 0240-22-2111
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