震災遺構見学の旅
デイキャンプで素敵なアウトドアタイムを体験、
2日目は震災遺構を巡るアクティブ+学びの旅
おすすめは新鮮魚介類を使った海鮮丼
初日のランチは、JR竜田駅の目の前にある「海鮮四季工房きむらや」さんの「海鮮丼」!新鮮なまぐろや鯛、ヒラメにエビがたくさんのっていてボリュームも満点、贅沢な丼でしあわせ〜♪でもおいしいから残さずペロリ!太平洋の恵み、ごちそうさまでした!
住所 | 〒979-0603 福島県双葉郡楢葉町井出木屋138 Tel 0240-25-2054 |
---|---|
営業時間 | 昼の部 11:00~14:00 夜の部 17:00~21:00 ※夜の部は予約がある場合のみ営業・要相談 |
定休日 | 日曜日 |
素敵なアウトドアタイムを体験
太平洋が一望できる「天神岬スポーツ公園」で、テントの組み立てや火起こしを体験。キャンプグッズをレンタルできるので手ぶらでキャンプも楽しめます。 起こした火でお湯を沸かしてコーヒーを淹れたりマシュマロを焼いて食べたり、楽しかった♪
住所 | 〒979-0604 福島県双葉郡楢葉町北田上ノ原27-29 Tel 0240-25-3113 |
---|---|
営業時間 | 24時間 |
定休日 | 年2回不定休 |
URL | http://naraha-tenjin.net |
温泉が自慢の道の駅
Jヴィレッジの目の前にある「道の駅ならは」は、町の特産品や加工品、野菜やくだもの、お土産が勢ぞろい。フードコートは町の名物、ふるさとの味「マミーすいとん定食」やシラス丼定食、海鮮タンメンなどメニューも豊富。それに温泉施設があるなんて驚きでした。
住所 | 〒979-0513 福島県双葉郡楢葉町山田岡大堤入22−1 Tel 0240-26-1126 |
---|---|
営業時間 | フードコート 11:00~20:00(最終受付19:30) 温泉 10:00~21:00(最終受付20:30) 物産館 9:00~18:00 |
定休日 | なし |
URL | https://www.michinoeki-naraha.jp |
被災から復活したサッカーの聖地
初日の最終目的地、「ナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ」。サッカーの聖地として知られていますが2011年から震災復興の拠点になっていました。19年の再開後は天然芝のグラウンドも戻り、多くのスポーツ関係者が利用しています。ここでは、広報課長の明石重周さんから施設の成り立ちから震災時のこと、そして再開までのお話をうかがいました。
※震災講話ご希望の方は、Jヴィレッジまでお問い合わせください。
自慢のご膳
夕食はJヴィレッジ内にある「アルパインローズ」。店内の大きな窓から緑の芝のグラウンドが一望できる、眺望のいいレストランです。いただいたのはおいしいと評判の「やまゆり膳」。新鮮な魚介のお刺身や天ぷら、麓山高原豚のしゃぶしゃぶなど、福島県産の食材をふんだんに使った料理はどれも絶品。おいしさに大満足!!
営業時間 | ランチ 平日 11:30~14:00(ラストオーダー13:30) 土日祝 11:00~14:30(ラストオーダー14:00) ディナー 17:30~21:00(ラストオーダー20:30) |
---|---|
お問い合わせ | Tel 0240-23-7311 |
震災遺産を後世に残す
2021年7月にオープンした「とみおかアーカイブ・ミュージアム」。この施設は富岡町の成り立ちを伝える地域資料のほか震災のときに住民へ避難を呼びかけた後、津波に巻き込まれて亡くなった2人の警察官が乗っていたパトカーをはじめとした震災遺産など約430点の資料を展示しています。また震災前の住民の生活の様子と比較しながら、震災と原子力災害を境に、町にどのような変化が起きたのか知ることができます。
とみおかアーカイブ・ミュージアム
住所 | 〒979-1151 福島県双葉郡富岡町本岡王塚760−1 Tel 0240-25-8644 |
---|---|
開館時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30) |
休館日 | 月曜日、年末年始 |
B級グルメが味わえる!
浪江町のすべてが集まった「道の駅なみえ」。地元の特産品やB級グルメのグランプリでNo.1に輝いた「なみえ焼そば」やシラス丼がいただけるフードコート、さらには地元の老舗酒造会社「鈴木酒造店」の酒蔵があり、銘酒「磐城壽」の試飲や購入もできます。地元自慢の味と旅のお土産は、全部ここで揃っちゃいますよ〜
住所 | 〒979-1513 福島県双葉郡浪江町幾世橋知命寺60 Tel 0240-23-7121 |
---|---|
営業時間 | 売場 9:00~17:00 食堂 11:00~15:00 |
定休日 | 毎月最終水曜日、1/1、2 |
風化させないために
残された学び舎
果てしなく広がる太平洋から300メートルしか離れていない「震災遺構 浪江町立請戸小学校」。2階建ての校舎は地震によって引き起こされた15メートルを超える津波に飲み込まれました。いまでも残る、壁が落ちた教室や大きな金庫などが転がる廊下、曲がった時計盤などが、その衝撃の凄まじさを物語ります。震災遺構となった現在は当時の様子を捉えた動画や、地区のジオラマなどが展示されています。
住所 | 〒979-1522 福島県双葉郡浪江町請戸持平56-56 Tel 0240-23-7041 |
---|---|
開館時間 | 9:30~16:30(最終受付は16:00) |
休館日 | 毎週火曜日 (祝日の場合は開館し翌日休館) 12/28~1/4 |
奇跡の山
請戸小学校からおよそ2キロ先にある大平山。当時、津波に飲み込まれないよう、少しでも高いところに避難しようと児童・教職員たちがこの山を目指しました。学校から10分ほどの道のりでも、途中には車で渋滞する県道、通称「浜街道」が行く手を阻み、教師たちは車を制止して児童たちを渡らせたといいます。到着しても登り口がわからず立ちすくんでいると、一人の児童が「こっち!」と、近道を案内したそうです。その言葉を信じたおかげで奇跡的に全員が助かりました。現在、津波などで亡くなられた方たちの名前が刻まれた慰霊碑と墓地がある大平山は、「児童たちを救った山」として、語り継がれています。